
5月9日
袢纏合せ
祭りの本番からちょうど2ヶ月前にあたるこの日、祭り参加者の中から選ばれた実行委員が一堂に会します。振興会よりそれぞれに役割が託され、たすき渡しの儀式が執り行われます。さらに、この日から袢纏の着用が許され、正式に実行委員会が発足します。




5月中旬
六社権現参り
「袢纏合わせ」を終えたのち、その年の祭り役員たちが霧島六社権現を巡拝し、祭りの成功と安全を祈願し参拝します。




5月下旬
道具出し
祭りで使用される道具を清め、安全を祈る「道具出し」の行事が道具小屋で行われます。 この行事では、山車の組材や提灯など、祭りに用いられる道具や備品の点検が行われ、祭りに向けた準備が着々と進められていきます。




6月9日
注連下ろし
御輿の巡行経路となる沿道には、紙垂を付けた荒縄が張られます。市内二か所の目抜き通りには400個の提灯を吊るした櫓が組まれ、 祭りまでの期間、夕刻になると提灯に明かりが灯されて、祭りの訪れを告げます。




6月中旬
花寄せ
袢纏を着た祭り衆がまちへ繰り出し、地域の住宅や商店を巡って、祭りへの参加のお誘いや祝儀のお願いをして回ります。




6月下旬
囃子総見
お囃子や獅子舞、跳人、御先払いなどの囃子手や舞い手が、稽古の成果を祭り役員に披露し、祭り本番に向けて仕上げの指導を受けます。




6月下旬
御輿総見
御輿連(男・女・子ども)がこれまでの稽古の成果を祭り役員に披露し、祭り本番に向けて仕上げの指導を仰ぎます。




7月1日
結い願い
それぞれが祭りの準備を整え、たすき掛けの実行委員全員が揃って結いを確認し、心を一つにして祭りの成功を誓い合います。


7月5日
集団顔見世
祭り参加者全員が、主会場である神柱宮に集まり、顔合わせを行います。あわせて、祭り当日の宮入り神事の手順に沿って、合同での稽古が実施されます。




7月6・7日
山車展示
宵祭りの前夜には、市内各所で展示されていたその年の大燈籠山車がすべて、中心市街地のまちなか広場(中町)に集められ、市民に披露される「山車展示」が行われます。




おかげ祭りは、子どもから大人まで、どなたでも参加できるお祭りです。
この祭りは、厳格な秩序のもとで次の世代を育み、地域づくりをめざしています。
ぜひ参加して地域の魅力を実感してみませんか。



